物凄い美味い麻婆豆腐を食べていたところ、妻のミイホンさんが「凄い可愛い服が手に入るイベントやってるらしいよ」とやや興奮気味に言い出しました。
私はその時、凄い可愛い服よりも凄い美味い麻婆豆腐のほうに集中していたので、
「ええっ?マジで?凄いやん!凄いと言えばこの麻婆豆腐もショウガが凄い効いていて美味いね。このショウガの風味がいつにもましてこの麻婆豆腐全体の味を締まったものにしているんだね」
「うんうん・・・でも、このイベント4日間しかやってないみたい」
「えー短い!けど、こっちの人参のナムルもかつて無く美味いね。塩味の効きが絶妙。これだけでビール三杯行けると思うよ実際」
「あっ今日もうすぐ始まるみたいだよ!!」
「ええ!そしたら炊飯器の残りのご飯全部食べちゃっていい?!」
とまあそんな見事な会話のキャッチボールをしていたのですが「・・・興味なさそうだね」と冷たい目線を感じたので、腹一杯になった私は満を持してアストルティアにログインしたわけです。
わくわく!お散歩タイム
さてそのイベントですが、パウダーさんとゴローさん主催の、わくわく!お散歩タイムというイベントのようです。どうやら、特定の時間に特定の場所にいるこの方達のそばにいくと、かわいい装備が手に入るようなイベントとのことです。
さっそく出現場所の一つであるポポリアきのこ山に向かいます。装備が欲しいのは皆一緒ということで、凄い人数が集まってきています。
一つのサーバーに人が集中しすぎているせいか、きのこ山に入れません。
なんてこと。このままでは凄いかわいい装備が手に入りません。しかし凄いかわいい装備が手に入らないよりは手に入った方がより良いだろうと思いますので、諦めず頑張ります。
幾ばくのトライの後、漸くマップに入る事が出来ました。しかしそこには既にパウダーさん達はおらず、次のマップに移動した後のようでした。悲嘆にくれる私たち。
フレンドのマカロさんもパウダーさんを求めているようでしたので、こうなったら一緒に会いにいこうということになりました。
9分間隔でパウダーさんたちは移動するとのことで、ここはあらかじめ先回りして、アロハギーロ城から出た所で待ち伏せをしようということになりました。
しかし甘かったようです。町から出ようとするとまた「ただいま混み合っているため出れません」の画面。町から出る事すら出来ないなんて・・・
その日人類は思い出した・・・
ヤツらに支配されていた恐怖を・・・
鳥かごの中に囚われていた屈辱を・・・
と白チャットで言いつづけ、悲しむ周りの人々のためにナレーション的な雰囲気を出して盛り上げていました。特に皆さんからのリアクションは無かったです。
さて、しかし普通の人ならここで諦めてしまうところですが、なあにまだまだ最後の手段があります。
ドラゴンクエスト、ですからね。最後に私たちが頼れるものはそう、ドラゴンです!
飛竜を使って空から指定領域に侵入する!人ごみの中もみくちゃにされて震えるパウダーさんの目の前に遥か上空から颯爽と現れるイコプ氏。
人ごみがサッと広がり。円陣のように空いた空間に、たたずむ私とパウダーさん。
パウダーさん「あ、あなたは」
イコプ「名乗るほどのものではありません。私はイコプ。ただ貴方に会いにきました」
パウダーさん「素敵な方。まるで時が止まったよう」
とまあそういうわけで上空に飛び立ちます。
するとまあ考えることは皆一緒というわけで、レンダーシア上空はもうあり得ないくらい飛竜がバスンバスンと羽ばたいていました。これだけの数の飛竜が一斉にパウダーさんのもとに飛来したら、パウダーさんが「うーんうーんドラゴンクエスト・・ドラゴンクエスト・・・」とひどいトラウマを追うことになってしまうと思いますが、まあかわいい装備には代えられませんので着陸を試みます。
ということで、地上からも上空からの侵入も駄目でした。
1時間も待たなければ会えないなんて。しかしこの時、心折れそうになる三人に、私が妙案を思いつきました!!
ということでゴースネルとか行って凄い遊びました。楽しかったです。
ドラクエ楽しかったー!
おまけ
ゴースネルに行きたいけど後1人足りない困ったなあというときに持ち前のタイピング速度を活かしてフレンドを可及的速やかに誘う様子