夏ー!!降り注げーッ!!!!
太陽の光よーーーー!!!!
でも暑いから出来るだけ外にだけ降り注げーーーッ!!
そしてクーラー早く届けーーーッ!!扇風機ではもう限界ーー!
さてそんなこんなで初夏の日差しにもう死にそうになっている現実世界のイコプですが、ドラクエのイコプはこんなにも優雅に田園を飛び回っています。いつのまにこんな羽取ったのか覚えていませんが気づいたらドルボードがこれになっていました。このなんとも言えない笑顔がなんとも言えない気持ちになります。
七夕イベントに行こう
ある日元気よく満タンになっている郵便箱を開くと、一通の手紙がファサリと落ちました。
つまり要約すると、縁結びの神様が七夕の里に降臨しており、そこに行くともうすごい縁が舞い降りてくること間違い無しというわけです。
しばらく振りのログインですので、アクティブメンバーのフレンドが減っている私にはこれはまさに必須のイベント。さっそく素晴らしい縁に巡り合うために七夕の里に向かいましょう。
新たな出会いにワクワクを抑えきれない私。
まずは七夕の里にふさわしい出立ちにドレスアップします。
若干七夕というよりもザ・正月みたいになりましたが、和装であることには違いなくこれでTPOは完全にわきまえたことになります。
どこから七夕の里に行けるのかわかりませんが、手紙をよく読むとジュレットの街に来てくださいと言っておりますので、ジュレットの街をあてもなくウロウロしてみました。
するとポツンと佇む浴衣の少年がいました。
周りには人一人おらず何だかすごく話しかけにくい空気であり、一旦見なかったことにして通り過ぎることも検討されましたが、こっちも言い訳無用なくらいに和装で来ておりますので、向こうとしても「やっとイベントに来てくれた人な気がする」ともう期待にあふれんばかりの気持ちで待っているような感じなので諦めて話しかけます。まあNPCなんですけど。
カササギ少年に不思議な力で七夕の里に送り込まれました。
そこは縁日。
満点の星空と、屋台の光が静かに輝いていました。
夜の静寂にささやかな喧騒がくっきりとした輪郭を残していく。
するすると騒めく人混みの中、私は母親に連れられたあの子を見つけました。
橙色の光に頬を照らされたあの子の頬は、いつもよりも少し赤く染まって、その手にりんご飴を大事そうに抱えていました。
「あ、イコプくん」
「トメちゃん」
「来てたんだ。あ、ほら、どう?浴衣着せてもらったんだ」
「まあ、いいんじゃない」
「えーなにそれ!なんか微妙」
「ほ、褒めてんだよ」
「ふーん?」
彼女はいたずらっぽく笑うと、また明日学校でね、と人混みに紛れていきました。
僕は何だか嬉しいような、寂しいような不思議な気分で。
なんとなく、りんご飴を売っている店を探して歩き始めました。
握りしめた五百円玉は少し汗に湿っていたけれど、夜の風が空から吹いてきて、とても涼しく感じました。
(ここまで幻想)
さて実際はあの子はおろかプレイヤーは一人もおらずNPCしかいませんでしたのでここでどうやって縁を結べばいいのだろうと若干の不安を感じつつも、まずは全力で縁日を楽しもうと花火を購入することにしました。夏といえば!花火ですよね!!!うわー!!花火久しぶりー!楽しミィー!!!!
「シャー」
さて、短冊を吊るしにきました。
そこには知らない女性が、真剣な眼差しで短冊を吊るしているところでした。
プレイヤーでしたが、チャット✖️のマークがついていたので、話しかけることはしません。いえ、仮にそんなマークがついていなかったとしても、真剣な彼女の表情を見ていると、気軽に話しかけるような気持ちにはなれませんでした。何か大切なお願いをしているのでしょう。神様に祈るという行為。それは自分の力ではどうにもならないような世界の中で、純粋に尊い希望です。どんな願いかわかりませんけれど、彼女が両手を胸の前で握りしめて、天に祈ったその願いが、どうか叶いますように。そんな気持ちになりました。あとでちらっと短冊を見たら「なんでも思い通りになりますように」と書いている短冊にも見えましたが大丈夫きっとよく似た人違いです。
さて縁日や短冊を一人楽しみ、そろそろ縁が訪れないかなと七夕の里の最強にロマンチックなスポット、展望台にたどり着いた私。
六人くらいNPCがいましたが、プレイヤーはいなかったので、美しい天の川を背景に、花火を楽しむことにしました。
「シャー」
防衛軍に行きたい
さてチームチャットで「防衛軍に行ってみたい」という話で盛り上がっていました。
どうやらこたつさんは防衛軍はすでに4回くらい経験しているプロ中のプロである様子。未経験の私はこたつさんから防衛軍のいろはを教わる必要があります。モールス信号が必須であるとのことで、さすが戦場だなあと驚きが隠せません。
戦場では情報が命といっても過言ではありません。
守りたい仲間がいるとき。
倒すべき拠点があるとき。
その情報を遠距離の同志に速やかにモールス信号で送りあう。
ぴーぴぴぴーで送り合う。果たして私にそれができるでしょうか。
これは十分な練習が必要そうです。
解説の途中で眠りに落ちていくリザレクト氏
キラーパンサーを仲間にしたい 夏だから
さて夏を謳歌している私。
貧乏金なしの異名で世間から恐れられる私も、白宝箱からいい装備を手にいれられるというシステムが実装されたと聞き、呪文発動速度が3つ付いたバージニアステッキを拾いに洞窟にこもることにしました。
20分くらい戦い続けて、一つも白宝箱が出なかったので心折れてラーメンでも食べようかと思い始めたその最中、
やったー
ステッキじゃありませんでしたけどなんかすごそうな盾が出ました!
ほぼ怯えないしほぼ転ばない!これはすごい!怯えと転びが同時に必要なボス戦ではこれまじで神装備じゃないか!!やったー!大喜びで極限を調べたところそんなボスはいませんでしたので、次くらいにそういうボスが実装することになるだろうと前向きに考えました!!
そんなこんなしてバージニアステッキは一切出なくて夏真っ盛りにこの暗い洞窟の中で俺は一体何をしているんだと苦悩していたときのこと。
ひゅげ氏からの電報が入る。
キラーパンサーとキメラを育てるのが完全にアストルティア2018夏らしいとの情報を得ました!!!いえーーーーい!!やるしかねええー!!!そういえばキラーパンサー連れてる人よく見るしめちゃくちゃ強いとかそういう話も聞いたことがあります!俺も1秒でも早くキラーパンサーを仲間にしてキラパンコプと名付け全体的にトッププレイヤーの仲間入りするしかありません!!
ただ、スカウトの書がどう探してもバザーにありません。
これもしかしてクエストとかそういう面倒な作業を必要とするやつかな?トッププレイヤー諦めようかな?と心が折れかけましたが
そういう気配はしないようなので折れそうな心を奮いたたせもう少しだけ頑張ることにしました。どうやらひゅげ氏に詳しく聞くと、キラーパンサーの転生モンスターがスカウトの書を落とすとのことで、それを手にいれることが必要とのこと。
よーし!やったる!
うおおらあああ
グランゼドーラで戦い続けます。
キラーパンサーを仲間にするために何匹ものキラーパンサーを葬り去る私。
元気玉一個分くらい頑張りましたが、全然転生モンスターが出ません。
ひゅげ氏に助けを求めます。
そういえば転生モンスターが出やすくなる香水なんてものがありましたね!すぐに使いました!
使ったところ2、3匹後に
でおったわー!!!
そして無事にキラパンコプを仲間にした私。
これでほぼトッププレイヤーですので後はバージョン4を買うだけかな。
ギュメイ将軍
さて、そんなこんなしているとかおりしゃんから電報が届きます。
ギュメイ将軍というのは戦ったことあるどころか初耳のワードだったわけですが、「何それ誰?」とか言うのはプライドが許さないので、ドラクエではないけどリアルではあるのかな?と思わせる高度な布石を打ったわけですがかおりしゃんはまじでリアルの話をしていたようなのでなんとなくごまかせました。
どうやら連れて行ってくれるとのことで。喜んで参加しました。
ところがみなさん忙しいのか、なかなかメンバーが集まりません。
苦悩するかおりしゃん。
私にできることは待ちの時間にパーティのムードがだれてこないように、軽快な夏ミュージックで盛り上げることだけでした。
さて実際ギュメイ将軍に出会いますと、こんな将軍だったわけで、リアルでこんなやつと戦ったことあるとしたら相当やばいと思いますのでかおりしゃんのこれまでの人生ってすごかったんだなと感心しました。
いうても最新に近いコインボスと思いますので、果たして久しぶりプレイヤーの私で太刀打ちできるのだろうかと心配していましたが、見事に撃破できました!現物も3つも出て、たいそう喜びました。やればできるじゃない!俺!まだまだ現役でやれるじゃない!!!自信がつきましたー!!!!ただその後調子にのってゴースネルに行ったところ15秒で全滅したので自信は一切なくなりましたー!!!
そんなこんなで夏謳歌していますー!!
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