しぐさ書・ビートがほしい
さあ、今日は朝からやけにiPhoneにスペシャル福引きが届くなあと思っていましたら、アレですね。冒険者ツールの福引きラインナップが変わっていたんですね。
見てみますと。
しぐさ書・ビートとお花畑の庭用ベッドが目玉商品のようです。
しかも、ツイッターを見ていると、この「しぐさ書・ビート」が400万ゴールド近い値段で取引されているとか!!
これは絶望の貧乏に悩まされる私にとって救世主になるアイテムです。
早速手に入れて売りはらうしかありませんね。
この日のために貯めていたと言っても過言ではない655枚の福引券が火を吹くときがきたようです。ただ、私のジェムが140しかないので、655枚のうち実質引けるのは7枚だということにはなるのですが、大丈夫、今回はこの7枚に全てをかけて引いてみましょう。
引く・・・・!
ここで、引くッ・・・・!
最後の一枚・・・
引く・・・・!
ここで、引くッ・・・・!
防衛軍で遊ぶ
さて、そうしてジェムという貨幣の全てを失った私は、全てを忘れて元気よく防衛軍で遊んでいました。
そうしていると、なにやら意味深なルームチャットがちらりと見えました。
なんのことを言っているのかな、と一瞬思いましたが、私は防衛軍に必死だったので気に止めていませんでした。
すると、しばらくして。
あ、これかおりしゃん、ビートの仕草手に入れたんだな。
さっきのは当たったよっていう話だったんだな、と思いました。
誰と話しているんだろうと、ちらっとルームを見てみますと。
相手俺しかおらんやんけ!!
しまったしまった。
軽く2防衛軍くらいは無視してしまっていたと急いで返答を返します。
<心なし嬉しそうなかおりしゃん>
<訝るかおりしゃんに適切な言い訳をしておく>
そういえば、ビートの仕草といえば、ロック。
ツイッターを見ていますと、本日はロックの格好をして遊ぼうみたいなプレイヤーイベントがあったはずです。
でも、私は言うてもかおりしゃんのことはよく知らないので、どのくらい彼女がロックに造詣が深いのかわかりません。
もしロックのことをなにも知らないのに、ロックイベントに参加して、周りの人に「レッチリのフリーのスラップはマジでゴッドだよね」とかそういう話を振られたときに、よくわからなくて泣きながら帰ってくることになったら大変かわいそうです。
あらかじめ、かおりしゃんのロックに対する知識と愛情を確認しておく必要がありますね。
ここで最低限「ボンジョビィ」くらいが出てこればオッケーでしょう。
しかし万が一、「・・・TMレボリューション・・・?」とかそういう返事であったら私は全力で彼女を止める必要があります。
さあ、彼女の一番のロックは・・・?
私は固唾を飲んで画面を見つめました。
ロックンローラーになる
さて、そういうことで「とにかくお互いが思うロックな格好になってみよう」ということになりました。
かおりしゃんは「50年代のロックになる」とちょっと玄人っぽいことを言い出したので、まあそっとしておくことにしました。
では私は誰になるべきか。
日本のロックといえば?そうですね、答えは一つしかありませんよね。
SHAZNA
IZAMになる
ネットでIZAMを見ながら研究します。
ふむ、チャイナドレスになればいいのか・・・?
課金っぽいな諦めよう・・・というか髪をとりあえずピンクにすればそれはもうIZAMなのでは・・・?
IZAM
伝説の始まり
「さすがに巻き髪はIZAMというよりショパンなのではないか」と思い、ロングヘアーっぽいのに変更しました。
いざかおりしゃんと待ち合わせのコンサート会場に向かいます。
ふむ・・・・それロックなの?
とりあえず集まった二人はセッションを始めます。
ミュージシャンに言葉はいらない。
ただ、音楽を通じて語り合うだけ・・・
それがロックだから・・・
私は楽器の仕草を一つも持っていないので、ボーカルとして最高の歌を歌います。
かおりしゃんは取れたてのビートの仕草でギターをかき鳴らします。
二人とも驚くほどパンツが丸見えですが、ロックの前ではそんなことは些細なこと・・・
ロックとは裸の魂のぶつかりあいなのだから・・・
その後、フレンドのオパール、ぷにゃりんも合流しました。
そう、4人が、ついに集まったのです。
オパール(Vo)
ぷにゃりん(Ba)
かおりしゃん(Gt)
イコプ(Taiko)
この夜。
伝説のバンド「ぷにゃぷにゃボンバラス」がついに産声をあげたのでした。
解散の時
数分後。
音楽性の違いと、何より私が風呂に入りたいという理由により解散しました。
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