それは大いなる富豪

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こんにちは!

イコプです。

久方ぶりにログインしますと、何となくメギストリスの城の前にいました。

この瞬間、私の脳裏に、前回ここで落ちた時の記憶が去来して、めくるめく思い出の坩堝に陶酔し、興奮し、アストルティアに戻ってきたんだという万感たる思いに咽び泣く!というようなことは一切なくて、「なんでここで落ちたんだっけまあいっか」という感じでした。

 

さて、そんな私がなぜアストルティアに戻ったかといいますと、そうですね、カンの良いみなさんならわかると思います。ドラゴンクエストの重厚たるストーリー、緻密なバトルバランス、プレイヤーとプレイヤーの心通う語らい、そういう全てを今や超越した!!圧倒的なキラーコンテンツが!!ドラクエに実装されたからです!!そう!!

 

 

大富豪!

 

 

 

 

大富豪、みなさんご存知でしょうか。

どういうゲームかと簡単に説明しますと、イメージとしてはこういう感じです。

 

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まずこう。

 

 

 

 

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そしてこう。

 

 

 

 

 

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最終的にこう!!!

 

 

すごーい!大富豪、すごーい!!(¥ω¥)

 

 

 

 

 

 

 

大富豪をやってみたい

 

ということで、ここまでで私が「大富豪のルールを一切知らない」ことはおおよそ伝わったと思うのですが、でも何となく面白そうな雰囲気をネットの海から感じ取っていたので、「これはやるしかない」と思い立ったわけです。なんなら聖剣伝説3もクリアしましたからね。タイミングもばっちりです。

 

ですので大富豪をとにもかくにもやろうと思うわけですが、メギストリスで仁王立ちしていても、どうやってやるのかわからない。

おそらく、何らかのクエストを受けることから始まるとは思うので、まずは「せんれき」からクエストを探してみます。

最近のドラクエは、新しいクエストがあると紹介してくれるので、それを見れば一目瞭然というわけです。便利な世の中になったもんだ。

 

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えーっと・・・

 

 

 

 

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どれだよ!

 

全然わからん。受けてないクエストが多すぎて、どれが大富豪始めるぜクエストなのかわからない。数が多いのもあるけれど、せめてタイトルに「君も大富豪だ!」みたいに大富豪的なキーワード入れておいてくれないと当方といたしましても、検索のしようがありません!ええい辛抱ならん!広場に突撃だ!

 

 

とはいえ広場に突撃して「大富豪の始め方がわかりません」と提案しても「そうはおもわない」がたくさんついて何だか悲しい思いをするのはおおよそ予想がつきますので、速やかに奥さんに「どこで受けるか検索してください」と目線で訴えたところ「ラッカランのプゴルさんから受注」という値千金の情報を入手。

さっそくイコプは、ラッカランに飛んだ。

 

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プゴル〜〜〜!見つけた〜〜〜!

 

 

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プゴルさんは大富豪ってゲームをこのアストルティアに広めたいらしいです。

わかりました、その崇高な望みをかなえるための一翼と私イコプが相成りましょう!!

ただ私ルールを一切知らないので、まずはそのあたりの説明からお願いしたいです!

 

 

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と、説明を求める私に、とりあえずいいから受け取れと「トランプケース」を渡すプゴル。

 

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あっこの人!

1から全部教えたりはしないからわからないなら教えるね、っていうパターンのチューターや!塾でバイトしてたころの私と一緒!!気持ちわかるわー!

 

 

大富豪デビュー

 

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さて、秘宝「トランプケース」を使用しますと、このような画面になりました。

まず、本当に一切ルールがわかりませんので、ルールを覚えることから始めたいところですが・・・

 

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あっ!「一人で練習」モードがあるじゃないか!

これじゃん!これで練習すればいいんや!

 

 

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そう・・・一人で練習すれば・・・

 

 

 

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・・・・

 

 

 

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・・・

 

 

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オラー!!!イッケェエエエ!!!

習うより慣れろじゃああああい!!!

 

 

 

伝説の始まり 衝撃のデビュー戦へ

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さて、段位戦に挑もうとすると、ルールの説明らしきページが表示されました。

よかったー助かるーなんだかんだ基本的なルールくらいは覚えてからじゃないとね、戦いようがないから。熟読しよう。

 

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ふむふむ、まず同じスートなら?連続した数字?が?3枚以上?出せる?

 

 

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場札?と?同じスーとなら?以後も?しばられる?

 

 

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時々捨て札の中から?起き上がり!?手札と交換・・・?

 

 

 

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全然わからん…

 

 

 

 

まあいいやいいや、やってるうちにわかるやろ!

突撃ーダァーイフゴォー!!

 

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はじまったー!!!!

まずは素早く挨拶!と挨拶しようとしましたが、チャットはできない様子でした。

対戦だからね、チャットできると色々問題も生まれるのかな。

 

 

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ということで、私にカードがたくさん配られました。

ついに始まった…

ここは戦場…

俺の大富豪人生の始まり…

そのデビュー戦が、ついに始まったんだ!!!

 

 

 

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そして早速!!誰かがカードを切ってきた!!

そして!?それに対して!!私が何らかのリアクションを求められている雰囲気だ!!

俺の、ターン!

ということだな!!?

 

 

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よくわからないですけど、何となく4を掴んでみたところ、色が変わりました。

「これが出せるぜ」という雰囲気をぷんぷん感じます。4が出せるということだな!?そうかな!?そうなの!?それでいいの!?やばいそうこう言ってるうちにあと10秒だやばい戦争はもう始まってるんだ悲しいけれどこれ戦争なのよねなんだ!

 

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バシっ

 

・・・

なんかよくわかんないけど、出せた!!!

 

 

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・・・

 

今のは、初手としては中々良かったのでは・・・?

 

 

 

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と、よくわからないなりに何となく自信に溢れながら様子をみていますと、また私のターンになりました。今度は7とジョーカーが光っていますね。

 

これはジョーカーと7で出せるということなんでしょうけれども…

 

たぶんこの感じですと、ジョーカーは最強カード的な位置付けなんでしょう。

そう思うと、ここでこのジョーカーを出すのはもったいないのでは?

と第6感で感じ取り、パスすることにしました。

 

というか、今このブログ当時配信してた自分の動画をみながら書いてるんですけど。

今はもう大富豪ルール覚えたんですけど、ルール知らない中でここで「ジョーカーもったいないんじゃない?」とか言ってる自分をみて、天才かよこいつ・・・と自分で自分に恐れをなしています。すごいぜ、イコプ・・・。

 

 

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ということでパス。ここでのこの選択が、その後の展開を大きく左右することになる。

 

 

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そして、やっているうちに何となく「出たカードより上のカードを順番に出していく」という黄金ルールに気がつく私。極めたか…?大富豪…!

 

 

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そして訪れたこの局面。

 

これは・・・!?

ここで俺がジョーカーを出せば、俺のターンになるのではないか?!

早くも・・・訪れた・・・あそこでジョーカーを温存した布石・・・

その布石が、早くも昇華される時が来たのか・・・!?

 

 

冷たい汗に、カードを持つ指が震えた。

ジョーカーを手にした私は、自信が持てなかった。

果たして、本当にそれでいいのか。

ルールがわからない私にとって、このジョーカーは神に与えられし唯一の武器かもしれない。

その最終兵器、最後の希望をここで使って良いのだろうか。

いかなる強力な兵器も、タイミングを誤れば、空砲となり空に虚しく響くばかりかもしれない。

しかし、逡巡が許されるわずかな暇もない。

ここは戦場なのだ。

カウントは無情にも進んでいく。

 

14秒、13秒、12秒…。

 

果たして、ここが勝負なのか、違うのか?

ああ神よ、今なのですか。わからない、考える材料がない。

 

11秒、10秒…。

 

ダメだ、わからない。

もうダメだ。

携えたこの最強の剣も、この暗闇の中で闇雲に振り回したって、何も切ることはできないんだ。

そうだ、俺の冒険も、ここで終わりなんだ…。

 

不安と絶望に押し潰される、その瞬間だった。

 

光が、刺した。

空が避け、漆黒の世界に、眩いばかりの光線が降り注いだ。

 

それは、声だった。

 

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その声は…

 

 

 

ぷにゃりん!

 

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(ぷにゃりん)

 

 

そう、彼女は配信を見ていてくれたのだ。

そして、暗闇に飲まれそうになっている私の背中を、押した。

いけ、そのジョーカーで、いくんだと。

それは光線となり、世界を照らし、私の視界を拓いた。

そこには三人の戦士がいた。

見える…見えるぞ。

今なら、この伝説の剣を…振り下ろせる!

戦士たちよ、食らうがよい!

これが…このイコプの…

 

 

 

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神の一手だ!!!

 

 

 

 

 

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轟音と共に

 

 

 

 

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戦士たちは一人、また一人と

 

 

 

 

 

 

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膝をつき倒れたのだった・・・

 

 

 

 

 

 

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やったー親になったっぽい

 

 

死闘の行く末は

 

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もちろん、それで試合が終わったわけではない。

ジョーカーを出すことによって親を取ったものの、試合は続いていた。

しかし、だ。

もはや私が負けるはずがなかった。

なぜなら、さっきのジョーカーで親を私が奪ったとき、すでに格付けは済んでいたのだ。

勝者、そして敗者、その間に生まれた溝は、そう簡単に覆されるものではない。

生気を失った青白い三人の顔を見つめながら、しかし私はその手を緩めることなく、カードを出し続けた。

 

 

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あれっ

 

 

 

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んんんっ???

なになになに

 

 

 

 

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あっ

富豪になった・・・?

 

 

 

 

 

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おわった・・・?

 

 

 

 

 

大富豪マスターに俺はなる

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結局、4ゲームで一まとめみたいなルールのようで、4ゲームを終えました。

ゲームの間にも、乾いたスポンジのようにルールを理解していくことで、初心者ながら、最初の雀卓に座った時のアカギのように、奇跡的な立ち回りをしていた気がします。将来「奇跡の大富豪王」と呼ばれるようになるイコプの、伝説の始まりとなる夜が静かに幕を閉じたわけです。さあその最終結果は。

 

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くっそおおおおおおドベやあああくっそおおおおお

 

 

勝負はこれから

 

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ということで、初めてやってみた大富豪ですけど、面白いですね。

これ以後、毎日やってますので、ルールはだいたい理解した気がしてます。

ただ「反則あがり」という謎のルールだけはよくわかってないんですけど・・・

とにかく、気軽にやれるし、とはいっても戦略性もあったりして、これはしばらくハマリそうです!

とりあえず目標は、七段になってアンルシアカードをゲットすることですね。

たまに配信とかしてるので、暇すぎて全てが嫌になったときなんかに見ていただけたら幸いです。

あとせっかく久しぶりに課金したからストーリーも進めたいなあと思ってます!

バージョン4クリア目指さねばー!!!

 

 

  

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