あの春だったか、冬だったか、とにかく数年前のこと。私は家を買った。
ジュレットから小舟で少し揺られたところにある小さな島の、その一区域。海がよく見える場所だった。
窓を開ければ潮の匂いが漂い、強い日差しが窓辺に差し込んでいた。
遠く波の音だけが聞こえるその窓際に、小さな椅子と机を置いて、空と海の間にまっすぐに引かれた水平線を眺めていると、日々の冒険の喧騒も忘れられるような気がした。
私はそこがとても気に入っていた。
4年がたった。
戦いを重ねるうちに、自然、必要なものも多くなった。
我が家はその本来の機能の一つである、備蓄としての役割を果たし続けた。
そしてある日、数秒をベッドで横になるためだけに家に帰ってきた私は、なんとはなしに、大きなドロヌーバの像に紛れて、小さな椅子と机が転がっていることに気づいた。
合間から見られる窓からの景色は、相変わらず静かな波音だけを寄せていたけれど、あの水平線はとても短かった。
私は像を片付け、部屋の隅に押しやる。
そして、窓際に小さく開いた空間に、椅子と机を立て直した。
座る。
小さな波の音が聞こえた。
乾いた潮の香りのする風を吸い込み、窓の外を眺めると、大きな、大きな水平線が見えた。
それは勇者が世界を切り裂いたように、真っ直ぐに、世界を二つに切り取っていた。
私は思った。
掃除をしよう。
一筋流れた涙とともに、私はそう思ったのだった。
掃除をしたい
というような回想は特になかったんですが、いよいよ部屋が汚くなってきたんで、掃除をしようと思いました。
ほとんど家を建ててから、何もしてこなかったんですよね!ハウジングとか!
今、家のキットとか色々出てるじゃないですか。
だからこの際家をガツンと新築しまして、もう最強のハウジングを施していきたいとこういうわけですなあニンニン。
なお、外装はこういう状況でして、これお客様が色々置いていってくださったので、豊富な庭具という状況なんですけど、いかんせん統一感がね?
雪だるまの上でお月見輝いてモーモンがふわふわしてキラキラ。
ということで、この前の釣りイベントでこたつさんが100万ゴールドくれたので、
「よく考えたほうがいいよ装備とか色々とお金は大事だよ」
と止める妻の制止を振り切ってピラミッドの家を買いました!!
「うおおおおおおおお!ピラミッドがー!!建ったー!!!」
「なんか小さくない?」
玄関に入るには四つん這いになる必要がありそうな家ですが、大丈夫。
これは4次元のアレみたいで、中は相当広いと聞いています。
早速入ってみましょう。
「広すぎない?」
家というか体育館みたいな空間がそこに広がっていました。
僕は奥ゆかしい執事が好きなので、
とりあえず執事の「はどうけん」を家の隅に移動させます。
ほぼ見えなくなりました。
ということで、この潤沢に広い敷地を使って、早速ハウジングしていきましょう。
これまで狭い家で諦めていたハウジングも、これだけあれば理想的な家を作れること間違い無し。
おしゃれと機能美が同居するような、ヘーベルハウスが「ハ、ハアァア”イ!(吐血)」と声を荒げてしまうような家を作るしかありませんね!
できた
お・・・朝か・・・。
起きよう。引っ越し初日の朝は、気持ちがいいな・・。
うん・・・。
うん・・・・・。
ここからどうしていいのか本当わからない
おまけ
綿毛のしぐさ、もらいました?
これをですね。
この状態でやったら、どうなるか!
気になりません??気になりますよね!?わかりました!やりましょう!
その結果は・・・!!
はいっ!!!
はい。